椚窯の窯小屋は「師匠」がパイプと塩ビとトタンで10日間ほどで作ってくれた
文字通りの「小屋」で、ほぼ材料費だけで建ってしまいました。
なんと師匠の報酬は「3食(私の手料理です)に焼酎飲み放題」!
でやってくださったのです。
だから冬寒くても夏暑くても文句は言いません。
おまけに住居のほうも現金で払うのを条件に、
見積もりをとった中で一番安かった大工さんに頼みました。
つまり住まいも作業小屋も究極の安普請 (@_@;)
システムキッチンもお風呂も、「お宅の予算で納品できるのはコレね。」と
大工さんに言われたものを入れたので、こちらも文句は言えません。
キッチンのガス台の前もタイルが貼ってなくて、ビニールコーティングの壁紙だけ。
追加料金を払ってタイルを貼ってもらうこともできたのですが、
「タイルでしょ、陶器でしょ、良いわよ、自分で作るから!」と
強がりを言って断わりました。
建物ができてから早くも3年半が経ち、あちこち汚れが目立つようになってきました。
そこで、「やっぱりタイルを焼かなくっちゃ。。。」と試作品を作ってみました。
前回酸化の窯に試しに入れたのがこれ↓。
大きさも成型時10cm、9cm、8cmの3種類を作ってみました。
う~ん、正方形に焼くのがこんなに大変だとは思わなかった (--〆)
反りかえらないようにしっかり締めて、板にはさんでゆっくり乾燥させたのですが、
やっぱり反りかえったのもあり、大きさがそろわなければ
なにしろ私が壁に貼るのですから、できあがりがかな~り不安。。。
これは第1回の試作品で、あまり分厚いと重くなるかも、と3mmのタタラで作ったら
ちょっと薄っぺらすぎたようです。
ボツにしたタイルは庭に敷く予定。
今度は5mmで、ウラに溝を入れてみようっと。
椚窯の花便りはこちら ↓
まだまだ寒いですが、椚窯のまわりは水仙が満開。
梅もすっかり咲き揃ってきました。
夏みかんなどの柑橘類(これはダイダイかな?)もいつのまにかたくさん実をつけています。
蝋梅もあちこちに咲いていて、散歩していると右からも左からも良い香りがしてきます。
早春に咲く花の香りって、なんとなく似ていますね。