今回はいよいよ一人で素焼き、「軽~く終了しました!」と言いたかったのですが、あまりの初歩的ミスで青ざめるのを通り越して笑ってしまいました。(笑ってるバアイじゃぁない!)
点火したあとバーナーが1本だけどうしても炎が上にあがらずに広がってしまい、ちょっと変な臭いが。。。「ぜったいにバーナーの故障!」と思い込み、あせって教室に電話で相談しやむなく1本消して3本で焚いていました。でも温度も300度ぐらいからいくらガス圧をあげても上がりません。ところが原因はなんとダンパーを閉めたまま焚いていたのです(>_<)
落ち着いて考えてみると前回本焼きの後ゆっくり冷ますために密閉して、ダンパーもドラフトもそのままになっていました。「素焼きはダンパーのことは考えなくていい」と頭から完全に締め出していて全然気がつかなかったのです (--〆) トホホ。。。
つまり前のガス穴から窯の中の空気が噴き出してバーナーの炎がつぶれていて、超強還元をかけていたわけ。。。 ダンパーを開けたら順調に温度は上がりました。翌日おそるおそるのぞいてみましたが、なんとか割れないで、多分蔓延していたハズの煤もなくなっていました。
う~ん、前途多難です。これでひとりで本焼きできるんでしょうか???
気をとりなおして山の幸、普通の筍より遅れて今頃出るハチクです。これはお隣からいただきました。エグミがなくておいしい筍ですが時期が短くて東京ではあまりみかけません。細い方は黒皮竹、こちらはまだこれから出ます。
こちらはウチの畑の初収穫、葉っぱばかり茂って心配しましたが、無事にイモになりました。
この場所を初めて見たとき、このツル日々草が一面に咲いていてすっかり気に入ってしまったのですが、実はこの子こんなに可愛いのに、丈夫を通り越してシタタカ。抜いても抜いてもハビコって草刈り機の歯にまで巻きついてしまうほど。でも惜しげなく切れるので一輪差しには便利です。
カマドの神様になっていただいた祠の横の斜面にはホタルブクロがたくさん咲きます。
先住者はご近所の話では借金のカタに土地を取られて一家離散してしまったとか、3年ほど無人になっていたそうです。はびこっていた雑草や竹を整理するといろんな草花が息を吹き返し始めています。他にもカンナやニワセキショウ、山ウド、タラの芽、ミョウガ、などなど。会ったこともないけれど、植物の好みをみるとなんだか話が合うヒトのような気がしています。