ある日、市の広報で「竹かご作り教室」の参加者を募集していました。
2時間で2回だけなので、本当に体験してかじってみるだけ。
たしかに行ってみると竹を割るところはもちろん、底もすでに組んであって
自分でやるのは胴の部分と口作りだけでした。
ウチは超アナログなことにお正月の餅は臼と杵でついています。
ところがその米とぎ用のザルがすでにボロボロ、
それほど上等なものではないのですが、お姑さんから引き継いでからでも
すでに35年は経っています。
買い替えようとずいぶん探したのですが3升とげる大きな物は
ネットで探してもなかなか見つけられません。
一方椚窯のまわりは竹やぶ、前から竹細工をやってみたいとは思っていました。
すぐには無理でも、ある程度手ほどきをしてもらったら何とかならないかしら?
と大それたことを考えて、とりあえずどんなものかやってみよう、と申しこんでみました。
↓ これが教室で作った完成品です。
主人の第一声、「ずいぶんザツだなぁ」
う~ん、確かに (*_*;
やってみて分ったこと:
☆細工に使うのは真竹(マダケ)で、孟宗竹は硬くて適さない。
(ウチに生えているのは多分全部孟宗竹:涙)
☆自分で作るにはまず竹を切って割いて、ヒゴを作らなくてはならない。
これにかける労力がほぼ8割。
(割くための刃物も私は持っていないし、時間が。。。)
☆できる物は陶器よりもカサが高い。
(いったい何処に置くつもり?)
というわけで、簡単にはいかないことがよ~く分りました。
ただ何箇所か、公民館などで月に2回程度の教室があり、
そこへ習いに行って「こういう物が作りたい」と言えば
先生が具体的に相談に乗って手伝ってくださるとのこと。
(あるいは注文して作っていただくという方法もアリらしい。)
お隣から「柿を取って欲しい」と言われて主人がもいだら、
たくさん頂いちゃいました(*^^)v
次郎柿だそうです。
テリもため息。「わたし、ちゃんとお留守番してたのに。。。」